本学会は地すべり及びこれに関連する諸現象並びにその災害防止対策に関する調査・研究・受託および助成を行っています。

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地すべりCIM活用」セミナーの追加開催

2020.12.02 カテゴリー:お知らせ,学会行事・案内

会員の皆様

 11月に3回開催した「地すべりCIM活用」セミナー、定員を大幅に越える申し込みがありました。そのため、以下のように定員100名で追加開催いたします。
・第4回:2020年12月14日(月) 13時30分~15時00分

 定員オーバーのためご参加できなかった方や興味のある方は、ぜひご利用くださりますようお願いいたします。
 申込は、以下のフォームから行ってください。
 
https://form.os7.biz/f/c4a8f03c/

日本地すべり学会Webセミナー 若手会員向け
「CIMの活用による地すべり対策事業・災害対応の迅速化・効率化」

1. 概要
令和元年5月に国土交通省から「CIM導入ガイドライン(案)地すべり編」が公表され、地すべり対策事業においても調査・設計・施工・管理の迅速化・効率化に向けて「地すべりCIM」の導入が進められている。特に大規模な地すべりでは、現象や発生・滑動機構が複雑なために3次元的な状況把握が重要であることや、調査から管理までの長期間にわたる事業プロセスにおいて多くの調査・設計データが蓄積されることから、CIMを導入することによって「見える化」による理解の向上やミス防止、データの一覧性・検索性の向上等のメリットが得られ、事業の迅速化・効率化に寄与すると考えらえる。
 また、「地すべりCIM」は災害対応においても有効である。「地すべり災害対応のCIMモデルに関する技術資料(案)」(令和2年5月:土木研究所)では、カラー点群データによる3次元地形モデルを「バーチャル現場」として災害対応に活用する手法を示しており、令和2年7月豪雨で発生した地すべり災害では、災害状況の把握、対策検討、関係者間の情報共有等において地すべりCIMの活用が始まっている。
本セミナーは、「地すべりCIM」のガイドラインや技術資料の作成に携わった講師が「地すべりCIM」の概要とその活用について実例を交えながら解説するとともに、受講者の皆様と自由な意見交換を行うものである。

2. 到達目標
・地すべりCIMの概要・メリットを理解し、より良い活用方法を考えることができる。
・地すべり災害時にCIMを活用し、対応の迅速化を図ることができる

3. 対象者
・地すべり対策事業における測量、調査・観測、設計、施工、維持管理に携わる民間・官公庁の技術者でCIMに関心をお持ちの方
・若手会員向けですが、年齢制限などはありません。どなたでも参加可能です。

4. 前提知識
特にありません。

5. 形態
・Webセミナー。プラットフォームはGoToMeetingを使用します。
・エコーやハウリング防止のため、ヘッドセットとWebカメラを用意してご参加ください。
・参加登録された方へ、セミナー当日、参加リンクをお送りします。

6. 日程・所要時間
・2020年12月14日(月) 13時30分~15時00分
・所要時間は1時間30分で、参加された方からの質疑応答を含みます。

7. 定員
100名(先着順です。)

8. 受講料
・日本地すべり学会の会員:無料
・非会員:3,000円(税込)

9. 講師
国立研究開発法人土木研究所 土砂管理研究グループ 地すべりチーム
上席研究員 杉本 宏之

10. CPD
・CPD時間:1.5
・森林分野CPD(JAFEE)です。(一社)建設コンサルタンツ協会のCPDへも、同じ時間数で登録
できます。
                                     以上