日本地すべり学会 会長 八木 浩司
日本地すべり学会では、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ周辺地域をはじめとする各種の斜面変動現象と
その関連技術等に詳しいSabid Zekan先生が今秋に来日されるのに合わせ、新潟大学との共同主催で
下記のとおり東京都内で講演会を開催いたします。
同国ほか欧州地域の最近の技術動向などを含めた興味深いお話を聴くことができる貴重な機会ですので、
ふるってご参加ください。
1. 主 催 日本地すべり学会・新潟大学
2. 日 時 平成30年9月28日(金) 14時~16時(13時半から受付開始)
3. 場 所 TKP田町カンファレンスセンター
カンファレンスルームB1A (地下1階)
https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-tamachi/
(※三田駅/田町駅から徒歩5分)
4. 参加費 無料
5. 定 員 50名(上限に達した場合は受付を締め切らせて戴きます)
6. お申込み方法
ご氏名・ご所属を以下にメール(タイトル:講演会)でお送りください。
E-mail : account@landslide-soc.org
7. 講演内容
Current State of Research, Investigation, Monitoring and Stabilization of Landslides in Bosnia and Herzegovina
■講演は英語ですが、日本語による講師・講演内容の要所通訳(新潟大学 丸井英明先生、渡部直喜先生)があります。
Sabid Zekan教授は、山地の多いボスニア・ヘルツェゴヴィナ国内に60,000箇所とも言われる
地すべりの地形判読や減災対策に精力的に取り組んでおり、今回はこれまでに取り組んできた
それらの対策の一端をご紹介いただくとともに、いくつかの興味深い地すべり現象を詳しく視覚的に
ご講演いただきます。
また、2014年に同国を襲ったサイクロンで多数の地すべりや洪水が発生した状況とそこでの技術的経験
についても言及する予定で、こうした知見は近年頻繁に土砂災害に襲われている我が国の防災技術の向上に
大いに資するものと考えます。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。